日本刀は古くからわが国が誇る鉄の文化財です。

四方山話18 鑑定刀が悪い

2014年01月08日 更新

全国大会の一本入札鑑定に挑戦したけれど、毎度のことながら完敗であった。

入札者が多く、素直ですぐたどりつける鑑定刀はでないと解っていたけど=かすりもしなかった=が本音でした。

この結果が11月の筑後支部の鑑定会、12月の八幡支部の鑑定会に尾を引き、どちらもみじめなことになってしまった。

全て、全国大会の鑑定刀が悪いのです。まじめに勉強してきた私の様な者を落しめる為に選んだとしか思えないと、人には言えないので、自分で自分を慰めるしかなかった。

12月は熊本支部に支部交流として、鑑定刀を持参した。全国大会で私のように落ち込んでしまった熊本支部の方を出してはいけないと、鑑定刀を準備した。

時代違いは無く、悪くて、よく候、三度目には同然と、皆様に喜んでいただいた。

終了後の忘年会にも同席させていただき、幸せな時を過ごせたのは、全国大会への意趣返しではなく、新年に向かってのうさばらしでした。